自己破産は債務整理の切り札となるのか

債務整理といえば自己破産を思い浮かべる人も多いことでしょう。債務整理には4種類の手続きが用意されていますが、他の種類の手続きと比較しても自己破産の知名度は群を抜いています。これだけ自己破産が世間一般に広く認知されている理由としては、借金を帳消しにできるという夢のようなメリットが存在するからです。借金に悩む人のほとんどは、借金が無くなれば全ての問題が解決できると信じています。

免責が認められれば借金を支払わなくてもよくなる自己破産は、このような人にとってとても魅力的に映るのでしょう。ただし当然ながら自己破産にはデメリットも存在します。財産のほとんどは失いますし、一定の期間は警備員などの職業に就くことも許されないことから、就業している職種によっては借金と共に職業も失ってしまう可能性があります。さらに家族への影響も甚大です。

持ち家を失うことになれば家族へも大きな影響がでますし、身近な人にも自己破産をしたことを知られるかもしれません。また自己破産の影響は本人に限定されますので、保証人がいる場合は債務の弁済義務が保証人に向かうことになり、借金の保証人となっている人にも多大な迷惑がかかってしまうのです。このように自己破産は債務整理の中でもかなりのデメリットが存在する手続きです。安易に利用するのは避け、まずはその他の手続きで借金問題が解決できないかをよく検討してみることが重要になります。

そのためにも借金問題が泥沼化する前に、早い段階で弁護士などの専門家に相談することが大切です。

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