憧れの注文住宅を建築する依頼先には大手ハウスメーカー、地元に根付いた工務店の他にも設計事務所という選択肢があります。雑誌等でみたスタイリッシュで機能的な住まいが忘れられず、その建築士に依頼したいなど、さまざまな動機やきっかけで設計事務所に依頼される方がいます。設計事務所との家づくりはもっとも長い期間のかかる選択でもあります。一般的には一年以上かかると見て余裕を持って注文住宅に取り組みましょう。
まずは依頼先となる建築家探しから始めます。雑誌や専門誌などから依頼したい建築家や設計事務所を探します。建築家によっては無料で相談を受け付けて、最初のプランの提案をしてくれその後に設計監理契約をすることもありますし、設計監理の契約をはじめにしなければならないケースもあります。はじめのプランの提案までに一ヶ月近くかかるケースもありますが、契約してからの期間に差はありません。
こうした最初の基本設計にかかる期間はおおよそ3か月見ておけば十分です。この設計がマイホームを左右する重要なポイントとなるので急がずにしっかり立ててもらいましょう。設計事務所によってはこの作業に10か月以上かかるケースもあるので余裕を持って依頼することが大切です。最初に提案されたプランで納得すれば逆に1か月かからずに設計終了となることもあります。
基本設計が完成したら実施設計という作業に入ります。見積や工事用の図面を作る作業で、この時に細かい設備やカラーリングなども決めていきます。この作業に約2か月かかります。続いて見積の調整や請負契約を行います。
設計士は図面を設計しますが、実際に工事建築するのは工務店です。工務店に見積もりを出して、予算内に収めながら建築してもらえるように調整しなければなりません。条件が合えば無事工務店と契約していよいよ注文住宅建築のスタートです。注文住宅のことならこちら