注文住宅を建てる時は防火対策にも気を配るようにしましょう。家が燃え落ちてしまうような大きな火災はめったに起きませんが、火事に対して備えをしておけば、いざという時に安心です。また日本は地震国なので、地震による大規模な火災が発生する恐れがあります。地震と火事に強い注文住宅を建てることは、家族の安全を守ることにつながります。

火災に強い注文住宅を建てる時は、まずコストのことから考えるようにします。お金に余裕があれば、頑丈な家を建てられますが、注文住宅は建築の費用が高いので防火のためのコストは低く抑えるのが賢明な方法です。一般に木造の家は火に弱いと言われていますが、工夫すれば木造でも日に強い家を建てることは可能です。木造だったら、建築の費用も低く抑えられます。

住宅を建てる時の木材を不燃材料で覆うことは、良い防火対策になります。柱や梁などに太い木材を使う方法もあります。木材は火に弱いと考えられていますが、15分程度火に当たっても炭化するのは9ミリから12ミリ程度だと言われています。だから、家を支える部分に太めの木材を使っておけば、火によって家が焼け落ちることはありません。

鉄は火に強いと言われていますが、熱をあびると急速にもろくなってしまいます。木造の注文住宅で防火対策に力を入れたい場合は、工務店に依頼するのが良い方法です。工務店は建てたい人の希望にできるだけそった家を建ててくれるので、火に強い家を作ることも可能になります。