注文住宅を建設するにおいては、その設計をどのようにするかによって同じ費用をかけても住み心地が大きく異なることになります。まずは求める住みやすさというものが何かを定めることが大切です。設計事務所や工務店などに相談するにしても、そのイメージがしっかりと定まっていなければ、どのような設計にすれば良いのかわからないものです。例えば収納にこだわって効率良く荷物などを整理することで、気持ちの良い空間にするというのもひとつの形です。
あるいは家族みんなが集まりやすいリビングにするために、そこにどのような機能を持たせるのかを考えることになります。このように生活シーンを想像しながら、求める空間をイメージすることが必要となります。そして限られた予算をどのように配分するかも、注文住宅を建てる上では大切な課題となります。基本的な機能性を重視することによって、シンプルな空間であってもメンテナンスなどのランニングコストを抑えることができるようになります。
例えば壁紙においても、調湿機能を持つものを使用することで適度な湿度を保つことができるようになり、カビの発生も防ぐことができます。その結果、リフォームにお金をかけることが無くなりますますし、冬場にも結露に悩まされることも防ぐことができます。このように、予算があまり取れない場合にはピンポイントで何を重視するかを決めることも大切です。また注文住宅の設計においては、メンテナンスのことも考慮して考えることが大切です。